キッチンは火を使い、水も使う場所です。風水では火と水の性質がぶつかりやすい場所として見ますが、難しく考えすぎる必要はありません。清潔に保ちやすく、料理をしやすい色に整えることが基本です。

キッチンの色は火と水の間を整える
キッチンには、コンロの火とシンクの水があります。風水では火と水の性質がぶつかりやすい場所として語られますが、実際の暮らしでは、熱さ、湿気、油汚れ、食品のにおいが混ざる場所と考えると分かりやすくなります。色は、その強さをやわらげるために使います。
派手な色で運気を足そうとするより、白、木目、淡い緑、ベージュなどを中心にして、清潔で料理しやすい台所にすることが大切です。調理台が見えている、シンクが曇っていない、床に物が少ない。こうした状態が、色の効果を感じやすくします。
白・木目・淡いグリーンが扱いやすい
白は清潔感を出しやすく、木目は火と水の間をやわらげる印象になります。淡いグリーンは植物の気を感じさせ、台所に落ち着きを足しやすい色です。
色ごとの使い方
| 色 | 向いている使い方 | 注意点 |
|---|---|---|
| 白 | 壁、調理台、小物 | 汚れが見えやすいのでこまめに拭く |
| 木目 | 収納、棚、床 | 暗い木目は照明で補う |
| 淡い緑 | 布巾、植物、食器 | 増やしすぎず清潔に保つ |
| 黄色・金色 | 小物、器、ワンポイント | 派手な金色は控えめにする |
赤と黒は分量を抑える
赤は火の印象を強め、黒は空間を重く見せることがあります。どちらも悪い色ではありませんが、広い面積に使うより、鍋、布巾、小物など小さな範囲で使う方がまとまりやすくなります。
金運を意識するなら収納も見る
キッチンは食材や道具、お金の使い方にもつながる場所です。色だけでなく、賞味期限切れの食品をためない、調味料を出しっぱなしにしない、シンクを曇らせないことも大切です。
冷蔵庫とゴミ箱の色も目に入る
キッチンでは、冷蔵庫やゴミ箱の存在感も大きくなります。白やシルバーの冷蔵庫は合わせやすいですが、周囲にメモや袋を貼りすぎると雑然として見えます。ゴミ箱は床や収納になじむ色を選び、ふた付きにするとにおいと見た目の両方を整えやすくなります。
食器や布巾で色を足す
壁や収納の色を変えなくても、食器、布巾、鍋つかみ、キッチンマットで印象は変えられます。キッチン全体を明るくしたいなら白や生成り、落ち着きを足したいなら木目やベージュ、さわやかに見せたいなら淡い緑や青を選びます。
ただし、布ものは汚れやすいので、色よりも洗いやすさを優先してください。油はねや水はねが残ったままだと、どの色を選んでも清潔な印象にはなりません。使う色を増やすより、同じ系統の色でそろえ、こまめに洗う方が整って見えます。
火の近くに置く色、水の近くに置く色
コンロまわりは火の印象が強いので、赤を重ねすぎるより、白や木目、淡い緑でやわらげます。シンクまわりは水の印象が強いため、冷たく見えすぎる場合はベージュや木の小物を足すと落ち着きます。火と水の間に植物や木目を置く考え方は、見た目にも自然です。
迷ったときの基本
まず白か木目を中心にして、淡い緑を少し足します。赤や黒を使いたい場合は、広い面ではなく小物に留めると、火と水の強さが出すぎません。